どうもデリ男(@yutakandori)です!
最近は、仮想通貨イーサリアム(ETH)を使ったdAppsがたくさんリリースされていますね。
上の記事で詳しく解説していますが、dAppsとは分散型アプリケーション(Decentralized Application)のことで、定義は
- アプリケーションがオープンソース
- トークンを利用している
- ユーザーの合意のもとでの改善
の3つを満たすものです。
僕は「ゲーム」の分野からdAppsについて知ったのですが、一般的にはブロックチェーンゲームとも言われています。
最近は、ゲームだけに限らず「金融」の分野が面白いなと思って、情報収集しています。
その中でも、レバレッジをかけながらイーサリアム(ETH)を取引できる『expo』が面白いなと感じて、最近よく触っています。
そこで今回は、金融系プラットフォームとして注目されているdApps『expo』の使い方について解説していきたいと思います!
『expo』とは?
『expo』は、dYdXプロトコルを使って作られた分散型取引所(DEX)です。
dYdXとは 分散デリバティブ市場のための規格。 マージン取引(空売り・レバレッジ買い) オプション取引(アセットホルダーが特定の価格あるいは特定の日時においてそのアセットを売買できる権利を売る) などができるDEX。
引用:EthPedia
『expo』を使うことで
- sETH(イーサリアムの価格と反比例するトークン)
- LETH(レバレッジをかけられるトークン)
を購入することが可能になります。
普通にイーサリアム(ETH)を持っているだけだと、fiatベース(法定通貨)の価格変化はあっても、枚数変化は生じませんよね。
『expo』を利用すると、自分の保有しているイーサリアム(ETH)を使って枚数を増やすことが出来るのです。
もちろん、相場を見誤ってしまうと保有ETHが減る可能性もありますが、普通のFXみたいにレバレッジを効かせても追証が発生することはありません。
通常のFXでレバレッジをかける場合、借り入れを行なってレバレッジに充てることになります。
それに対して『expo』は、安価なトークンをたくさん買うことでレバレッジを効かせている仕組みなので、現物取引に近いイメージです。
どうしても不安な人は、レバレッジ低めなトークンを選択することでリスクヘッジすることが出来るので、最初はレバ1以下のトークンを買ってみると良いでしょう!
『expo』の使い方
では、実際に『expo』を使ってイーサリアム(ETH)をトレードしてみましょう!
事前準備として、
- イーサリアムの保有
- metamask等のWallet作成
をしておいてください。
もしまだイーサリアムを持っていなかったり、Walletを作っていないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
準備ができたら、『expo』からサイトにアクセスしてみましょう。
「Trade with expo」の青枠をクリックすると、Walletとの連携画面に切り替わるので承認します。
実際に僕が使ってみて分かりにくかった表示内容は、
- トークンの種類
- レバレッジ幅
の二つだったので、今回はこの部分を掘り下げて解説していきます。
トークンの種類
sETHがオレンジ色、LETHが水色で表示されています。
そして、書いてある日付の部分が最終期限になります。
この最終期限になると、持っているトークンを強制決済されてしまうので、売る際は計画的に見定めておきましょう。
現物保有に近いとはいえ、いつまでも持ち続けられるわけではないのです。
ある程度利益が出たり、損切りするときは、忘れないようにトークンをETHに戻しておかないと損してしまう可能性があるので、気をつけましょう。
レバレッジ幅
例えば、1ETHを使ってトークンを買うと仮定します。
上写真では、選択しているトークンのレバレッジが「1.77x」となっていますよね?
このトークンを1ETH使って買った場合、あなたは1.77LETHを保有することになります。
「Buy」ボタンを押すと、metamaskであれば上のような画面が表示されるので、ここに1ETHの入力してみると・・・
こんな感じで、自動的に「1.7906LETH」と出力して表示されます。
ちなみに1.77じゃなくて1.79になっているのは、それぞれのスクショの時差で価格が少し変動しているためです。
あとは「Buy」ボタンをクリックしてトランザクションを作成すれば、1.7906LETHを保有することが出来ます。
売る際には、同じような手順で「Sell」ボタンから進めていけばトークンを売却することが出来ますよ。
ちなみに上写真で「INTEREST」という枠が10.00%となっていますが、これは手数料のことです。
『expo』は手数料が少しお高めなのがデメリットですが、使いやすさは抜群なので僕もちょこちょこ使っています。
なので、トークンを買った直後はマイナス10%スタートで表示されてしまいますが、これは手数料を含めた未確定損益(まだ決済されていない保有ポジションの損益)なので焦らないように。
以上が『expo』を使う際の、一連の流れになります。
まとめ
今回は、金融系プラットフォームとして注目されているdApps『expo』の使い方について解説しました!
相場が安定しているときは手数料だけでマイナスになってしまう可能性がありますが、ボラが大きいときは利用すると旨みがありますね。
特に、下げ相場のときに上手くトレードすることが出来れば、保有しているETHの量を増やすことができますよ。
ちなみに僕は遊びで3回トレードしましたが、手数料のせいで3回ともマイナスです。下手くそです。
なので、最初は遊び感覚で少額からトレードしてみて、慣れてきてノウハウも分かってきたら積極的に利用していくと良いでしょう。