どうもデリ男(@yutakandori)です!
dAppsゲームに勢いと可能性と感じ、自らプレーヤーとして活動し始めてから3ヶ月ほど経ちました。
しかしdAppsの現状は古参のクリプト保有者が流れているだけで、新規参入者がなかなか現れないという課題を感じていました。
この原因として仮想通貨全体の士気が下がっていることも考えられますが、もっとシンプルに
- 取引所の口座開設
- 取引板の見方
- Walletの作り方
- トランザクション, ガスの概念の理解
といった工程が、初心者にとって大きな参入障壁になっているのではないかと考えています。
結局、dAppsゲームは
— でりおてんちょー (@yutakandori) 2018年8月24日
・取引所の口座開設
・取引板の見方
・Walletの作り方
・トランザクション, ガスの概念
などが障壁になってるだけで、そこを取っ払ってあげたら、純粋にゲームとして楽しめると思う!
そこからブロックチェーンに興味をもって勉強しても良いし、遊びながら学ぶのは割りが良い。
そこで、これらの障壁をdAppsゲーマーである僕と一緒に取っ払って、純粋にdAppsゲームを楽しんでもらったら面白いんじゃないかと考えて今回のイベントを開催しました。
今回は、「dAppsゲームを楽しむ会」を開催して感じたdAppsの課題と可能性について、レポートとしてまとめていきます!
イベント内容
今回のイベントは、
- Walletの作成
- 日本円をもらって僕のWalletから同額のイーサリアム(ETH)を送金
- dAppsゲームの紹介
- 実際に遊んでみる・トークンを送ってみる
- Txやガスの説明
- dAppsの概念についての説明
- ブロックチェーン・仮想通貨全体の仕組みの説明
- dAppsについての意見交流会
といった流れで行いました。
個人的な所感としては、
- 細かいことは説明せず、一回体験してもらうことで後から仕組みを理解できる
- その後でdAppsの概念や仕組みを説明すれば更に理解が深まる
- 今後ゲームがこうなったら面白いという意見も出てくる
という、良い結果に終わったんじゃないかなと感じています。
【dAppsゲームを楽しむ会】
— でりおてんちょー (@yutakandori) November 3, 2018
開催してみた所感として
・細かいことは説明せず、一回体験してもらうことで後から仕組みを理解できる
・その後でdAppsの概念や仕組みを説明すれば更に理解が深まる
・今後ゲームがこうなったら面白いという意見も出てくる
という感じでした。
後でブログにまとめます!
dAppsやgas、Txと聞くと難しそうに聞こえますが、実際に遊んでみて体験することでdAppsの仕組みや可能性を理解しやすくなるんじゃないかと考えます。
そして、最終的に「ブロックチェーンとは何か」という根本の技術についても解説することで、参加者の方々が今までブロックチェーンについて疑問に思っていたことも解決することが出来たのではないかと感じました。
参考資料として使用したのは、僕のブログから
- 【これから始めたい人必見!】初心者向けにdAppsゲームの始め方を徹底解説
- 【dApps】今さら聞けないdAppsとは何か分かりやすく解説!
- 一夜限りの仮想通貨Bar〜今さら聞けないブロックチェーン技術〜
の3記事です。
今回紹介したdAppsゲーム一覧
今回のイベントでは、ゲームとして
- くりぷ豚
- イーサエモン
- My Crypto Heroes
- Gods Unchained
の4つを体験してもらったり、紹介・解説しました。
そのレポートとして、それぞれのdAppについて簡単に以下にまとめていきます。
くりぷ豚
とにかく、デザインが圧倒的に良いという意見が多かったです。
今回、くりぷ豚様には参加者向けにグッズを提供していただいたのですが、紙の資料もデザインが可愛くて、説明書きも分かりやすいという声がありました。
また、後に実装予定の「レースゲーム機能」の動画についても、他のdAppsゲームと比べるとデザインのレベルが高く楽しみという声もありました。
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— くりぷ豚(くりぷとん)公式 (@CryptOink_JP) November 1, 2018
重要なお知らせ✨
\
間もなく登場する育成レースゲームに向けて
限定仕様のトンが販売されるプレセールを
実施いたします🐖ブヒョ
開催日時などの詳細は「お知らせ」にて
ご案内していますブヒ。https://t.co/cXJ0W9mW8g#dapps #ブロックチェーンゲーム#くりぷ豚 #プレセール #レースゲーム pic.twitter.com/OteCVPVI74
現状はコレクション要素が強いくりぷ豚ですが、参加者の方で
日本ではくりぷ豚みたいなキャッチーなゲームから流行りそう
と言われている方もいましたね。
他にも、
くりぷ豚は現実世界の『ガチャガチャ』と相性が良さそう。
グッズとしてコンビニとかに置いて、そこからゲームとして流行るみたいな流れも考えられる。
という意見もありました。
dApps初心者でも取っつきやすく、参入障壁の低さを感じさせるところはやはり「デザイン力」が関係しているのかなと感じました。
イーサエモン
イーサエモンは、やはり
「ポケモンみたい!」
という声が多かったですね。
3体のモンスターの中から最初のモンスターを選ぶ場面でも、ポケモンを想起させる要素であると。
今回は、ガス代を支払って最初のモンスターをゲットしてもらっただけですが、OpenseaやDappRadarの説明ではイーサエモンを例にするのが一番分かりやすかったようです。
プレイヤーも流通量も多いゲームなので、今後に期待できるゲームだと感じてもらえました。
あと、先日イーサエモンミートアップで発表された「cubego」も紹介しましたが、
- デザインの良さ
- ユーザーがトークンの価値を高めていく
- スマートコントラクトで著作権保護
といった部分でかなり面白そうと言われていましたね。
個人的にもかなり面白そうだなと思えるゲーム性なので、約3週間後のプレセールを楽しみにしています!
「公式Discord」で情報発信もしているので、興味のある方は参加だけでもしておくと面白いですよ!
My Crypto Heroes
残念ながら今回はβ版・エアドロが終了していましたが、今後に期待できるdAppsゲームとして紹介だけさせていただきました。
特に面白いと言われていたのが、イーサエモンと提携しているところです。
「MCHでイーサエモンとのコラボキャラをEMONTで購入する」という要素は、おそらく昔からゲーム好きだった人からすると夢のようなことなのかもしれませんね。
個人的にも、ゲーム同士がコラボしてより面白くなっていくのがdAppsの醍醐味かなと思っています。
Gods Unchained
今回紹介したdAppsゲームの中で、一番参加者の食いつきが良かったのが「Gods Unchained」でした。
やはり、TCG(トレーディングカードゲーム)は固定ファンが多い分野なのでしょう。
普通dAppsゲームで稼ごうと思ったら、安値で買ったキャラクターを強くして売ったり、レアなアイテムをゲットして売る方法になると思います。
ただ、カードゲームの場合はデッキの戦略・属性による相性があるので、どのカードも人によっては需要が出てくると考えられます。
そういった意味でも、TCGは可能性のある分野だと思いますね。
しかし、
遊戯王でいう「エグゾディア」的な必勝パターンが発見されたりして禁止カードなども出てくるんじゃないか
という声もありました。
この辺りはゲームバランスがかなり難しくなる可能性もありますね。
また、参加者の中には
日本ではくりぷ豚みたいに取っつきやすいdAppsゲームから普及して、その後だんだん隠れTCGファンが「Gods Unchained」に流入するようになるんじゃないか
と予想している方もいました。
世界大会も多額の賞金をプールした状態で開催予定となっているので、このゲームをかなり期待できるdAppsゲームだと思われます。
イベントスポンサー様紹介
ちなみに今回のイベントは全国各地から多くの方にスポンサーになっていただきました。
今回のイベントで、支援してくださった方々を紹介させていただきます。
もりぴー 様
イーサエモンの土地収入の一部(0.04ETH)
ポンちゃん 様
くりぷ豚のトン10体
くりぷ豚公式 様
くりぷ豚ステッカー・缶バッチ・クリアファイル等各10名分
その他にも、Twitterを通して多くの方に意見やアドバイスをいただきました。
本当にありがとうございました!
最後に
今回は、岡山で初心者向けに「dAppsゲームを楽しむ会」を開催して感じたdAppsの課題と可能性についてまとめました。
やはりdAppsゲームが普及するための課題としては、
- 取引所の口座開設
- 取引板の見方
- Walletの作り方
- トランザクション, ガスの概念の理解
といった初心者にとっての大きな参入障壁を乗り越える必要があると思いました。
中でも
- 取引所の口座開設
- 取引板の見方
に関しては、今まで仮想通貨に触れてこなかった人からすると非常に難しい工程です。
dAppsゲームで遊ぶにしてもイーサリアム(ETH)が必要になるので、今後ゲームが普及していくためには日本円から仮想通貨に交換する際の簡便さが求められると思っています。
他には、
- dAppsゲーム運営者の情報発信方法
- 界隈コミュニティの認知度
- 既存のゲームで出来ないこと・dAppsゲームで出来ることの理解
などが肝になってくると考えています。
dAppsゲームがより多くの人に認知されて界隈全体が盛り上がるように、これからも自分にできることをやっていきたいと思います!