どうもデリ男(@yutakandori)です!
先日、岡山県備前市にある、日生諸島に行ってきました。
僕が今住んでいるシェアハウスの「ギークハウス岡山」で知り合った方が、そこでグランピング施設を運営することになったのでお邪魔したと。
まず実際に行って最初に頭に浮かんだ言葉は、「可能性」
岡山県の日生にあるグランピング施設。
— 香取 侑太 @口コミ2.0 (@yutakandori) 2018年5月12日
海と山のコンビは反則すぎる…
まだオープン前で準備中ですが、ギークハウスで出会った方が色々やられていて、今日はお手伝いにお邪魔してます。
これはITリモートワーカーの聖地になる!!可能性しかない!! pic.twitter.com/dqM02CyPKS
今回、頭島に1泊2日でお邪魔して、色々お手伝いさせてもらって強く感じた、
- 地域のコミュニティ
- 観光地と体験・参加型コンテンツの需要
- オンラインとオフラインでのコミュニティ論
などを織り交ぜながら、頭島の紹介とともに記事を書いていきます!
頭島の環境
山と海が両立してる環境って、本当に環境として最高!
景色が綺麗、インスタ映えしそうな場所もあり、とにかく観光地として最適な場所だなと感じました。
少し山を降りれば、海と大地が共存していて、この土地では島の方々が「グラウンド・ゴルフ」を楽しんでました。
小さな島なのでコミュニティが非常に強いんですが、僕みたいな他所者が来ても、温かく歓迎してくださる方ばかり。
この壮大な自然のように、心の広い人ばかりでした。
島をぐるっと一周すると、道路も広々とした長い道。
周囲の山だったり海だったりを見ながら歩くのは、非常に心が浄化されます。
浜辺もゴミが全然落ちていなくて、海も瀬戸内海の中でも、かなり指折りで綺麗な海だと思いますね。
沖縄とかは、海の中が見えるくらいに水が綺麗ですが、頭島も海の中が見える場所がたくさんあったので、かなり美しいです。
聞いた話によると、岡山県は牡蠣の生産量が全国3番目くらいで、その内90%くらいは頭島の牡蠣らしいです。
そもそも牡蠣の養殖は、ホタテの貝に植え付けることも知りませんでしたね。
こういう自然豊かな場所に行くと、非常に勉強になります。
グランピング施設の手伝い
グランピングというのは、簡単に言うと「手ぶらでキャンプできる」を実現できる場所で、海外や都心では結構普及しているイベントです。
(詳しく知りたい人は下記のサイトからどうぞ)
今の時代は、インターネットの発達のおかげで、リモートワークや副業など、多様な働き方が実現できるようになりました。
それでも、大手企業に就職したり、都心で働きに出る人の割合が圧倒的に高い現状。
それが良いか悪いかの話は置いといて、この労働スタイルは年々廃れていくのは間違く、現にそれが如実に現れてきています。
そうすると東京一極集中だったのが、徐々に地方に分散化されていき、地方が盛り上がっていくんじゃないかと考えています。
なので、そんな未来を考えた時に、今から地方やローカル環境に身を置いて環境構築を行い、ポジションを確保しておくことは非常に合理的だなと思います。
グランピング施設の整備を手伝ってて思ったけど、本当に可能性しか感じない。
— 香取 侑太 @口コミ2.0 (@yutakandori) 2018年5月12日
日本人のマジョリティが体験型・参加型に最上価値を感じ出す社会は割と近くて、こういう取り組みに対して今からレバレッジかけて行動できる人はとても尊い。 pic.twitter.com/rMn6CND14B
山の上のパン屋さん
2日目は、地域のイベントでパン屋さんの手伝いをしたのですが、実際に間近でローカルコミュニティを体験して、これこそコミュニティ2.0の真髄だなと思いましたね。
田舎の山の上のパン屋さんがどうやって商売を成立させているか、実際に肌感覚で勉強させて頂く貴重な体験をさせてもらった。
— 香取 侑太 @口コミ2.0 (@yutakandori) 2018年5月13日
やはりここでも鍵は
✔️コミュニティ
✔️信頼
✔️繋がり
で、それは若者でもお年寄りでも関係なく、その地域のために貢献しているかどうか、帰属欲求などに関係してる。 pic.twitter.com/bKri5zEen8
これをオンラインで0から創り上げるのはすごく難しいことだと思う。
— 香取 侑太 @口コミ2.0 (@yutakandori) 2018年5月13日
ただ、オフラインのケースと共通項も多いし、それに+αで利便性やユーザー体験を高めていけば、限りなくユートピア的なコミュニティ2.0を創造できるはず。
この辺はまたブログにまとめよう。
僕たちは人間生活を送る上で、何らかのコミュニティに所属していますし、おそらく今後もそうでしょう。
しかし、学校や副業禁止の会社など、特定のコミュニティに属していることが個人の生存戦略としてリスクになるケースも存在します。
これが、オンラインとオフラインで大きく異なる+αの部分じゃないかなと思っています。
そもそも多様なコミュニティに属しているのが当たり前となった現代において、一つ一つのコミュニティに割くリソースは相対的に少なくなってしまうでしょう。
それが一昔前だと、「○○を捨てた」みたいに言われるパターンに帰結していたなと思います。
例えば売れた芸人さんで、「大阪を捨てた」って言われる人を見たことがあります。
コミュニティはもっと流動的であるべきなのに、一つのコミュニティに対する所属意識が高すぎる人が多いからこそ、現代の日本人は生きにくい生活を送っているのではないかと言うのが僕の仮説です。
それは回り回って、
- 周囲に迷惑をかけてはいけない
- 他人の目が気になって行動できない
- 嫌われたり批判されるのが怖い
という観念に最終的に帰結するでしょう。
コミュニティ2.0では、おそらくこのような価値観の人が存在しないコミュニティが乱立するようになって、コミュニティ1.0と2.0の世界では大きな価値観の乖離が生じると思います。
仮想通貨で貨幣の選択肢が増えて、以前より流動的な貨幣が実現された価値観・考え方のように、コミュニティ2.0もおそらくそうなるでしょう。
《貨幣の進化についてはこちらの記事から!》
「頭島」の社会はコミュニティとしては1.0ですが(1.0と2.0はスタンスの違いであって、良し悪しの問題ではない)、観光客などの他所から来た人からすればコミュニティとしては2.0になります。
つまり、コミュニティは捉え方次第でアップデートできる!と今回「頭島旅行」を通して学ぶことができ、それは「価値観のアップデート」に帰結するんだという考え方もあるなと感じましたね。
コミュニティメディアを作る上で、かなり参考になった体験学習でした。
まとめ
頭島は非常に良い環境で、素晴らしい人が多い場所でした。
また、ローカルコミュニティが非常にうまく機能していて、他所から来た人でもアウェイ感とか感じることなく溶け込めると思います。
岡山にいく際には、ぜひ行ってみて欲しい島です。
また、今回お手伝いさせていただいたパン屋さんとカフェに関しては、店主さんが双方とも非常に面白く素敵な方だったので、紹介させていただきます。
パンもコーヒーもこだわりが強く、味はもちろん美味しいのですが、店主さんとの会話が非常に味わい深いと思って、これはコミュニティ2.0の思想にピッタリだなと思ったのでこのブログを通して紹介させていただきます!
多久工房
nano coffee
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。