【仮想通貨】The DAO事件から分散型システムの未来を考える

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どうもデリ男(@yutakandori)です!

 

イーサリアム(ETH)のことを調べていると、The DAO事件をよく目にします。

 

仮想通貨に投資している人であれば、聞いたことぐらいはあるでしょう。

 

しかし、The DAO事件が何なのか語れる人は少ないのではないでしょうか?

 

特にイーサリアムに投資しているのにThe DAO事件を知らない人、それはまずいですよ!

 

仮想通貨に投資する人は、これを機にThe DAO事件について理解しておきましょう。

 

The DAOとは?

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引用元:https://knowledge.sakura.ad.jp/5391/

 

DAO (Decentralized Autonomous Organization ) は、「分権的で自主的な組織」という意味です。

 

簡単にいうと、非中央集権システムからなる自主的な組織のこと。

 

このような仕組みを「The DAO」 というプロジェクトによって実現しようとしたということを、まずは知っておきましょう。

 

The DAO事件の概要

 

このプロジェクトの簡単な概要を説明すると、投資ファンドを非中央集権システムによって実行するというものです。

 

既存の投資ファンドであれば、ファンド組織が投資者から資金を集めて、投資の判断をして実行するでしょう。

 

これは中央集権型の仕組みで成り立っており、投資によって得た利益の一部をリターンとして投資者に分配します。

 

それに対して、The DAOでは運営元が組織として存在せず、ブロックチェーンやスマートコントラクトによって非中央集権型で機能します。

 

DAOという独自トークンを持っている投資者による採否を行なっているので、そこに人間関係のしがらみはなく、極めて民主主義に近いモデルを実現できるのではないかと考えられました。

 

もしこのプロジェクトが成功していたら、既存の組織形態を打ち破る新しいモデルが誕生していたのではないかと考えられます。

 

The DAO事件の問題点

 

しかし結果として、このプロジェクトは失敗という形で幕を閉じました。

 

その要因の一つに、ハッキングによりDAOから360万ETHが盗まれてしまったことが挙げられます。

 

これはDAOの脆弱性を突かれたことで起きた事件なのですが、一部の報道では

  • イーサリアムの脆弱性なども指摘された
  • スマートコントラクトは不完全だ
  • 結果論で非中央集権システムによる運営は不可能だ 

など、イーサリアム全体の問題として、ネガティブに報道されてしまいました。

 

確かに結果として「分散型システム」は失敗し、The DAO は実現できませんでした。

 

ただ、上で挙げたような本質からズレた指摘が報道されてしまったことで、プロジェクト自体が白紙に戻らざるを得なくなってしまったのです。

 

まとめ

 

The DAO事件から学ぶべきことはたくさんあります。

 

それは技術者や開発者だけでなく、仮想通貨に投資する人も知っておくべきことです!

 

DAOプロジェクト自体は結果的に失敗に終わりましたが、この反省点や改善点を踏まえて、新たな組織モデルが実現される日はそう遠くないでしょう。

 

「組織」という中央集権型が、ブロックチェーンやスマートコントラクトによって非中央集権型にシフトする。

 

そのための技術とインフラが整ってきた今日、私たちは何をすれば良いのかを日々問われています。

 

  • このまま会社で働いていて良いのか?
  • ブロックチェーンによって、既存の社会システムはどのように変革するのか?

 

新しい技術や進展にはアンテナを張っておくことで、将来の世界像や自分像を捉えやすくなります。

 

仮想通貨に投資する人は、まずはブロックチェーンについて勉強して、お金目的だけにならないようにしておきましょうね!

 

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