【哲学】日本の若者はニーチェの「ツァラトゥストラ」を読むべき理由

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どうもデリ男(@yutakandori)です!

 

みなさんは、ニーチェという人をご存知でしょうか?

 

近年では「超訳 ニーチェの言葉」などが地上波でも人気を博していますが、実際手にとって中身を見た後いう人は実はそこまで多くないのではないでしょうか。

 

とりあえずニーチェなんて知らないといった人の為に、ニーチェについての簡単な紹介を以下に示します。

 

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェFriedrich Wilhelm Nietzsche1844年10月15日 - 1900年8月25日)は、ドイツ哲学者古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られる。

出典:Wikipedia

 

まあ要は哲学者で、当時のヨーロッパの価値観を根底から疑い、人間の生きる意味を問い続けた思想家なんです。

 

僕自身ニーチェについて今まで詳しく知らなくて、「ニーチェの言葉」の一節を知ってる程度の知識だったわけです。

 

最近テルアビブに行く前に世界の歴史について興味が湧いてきて調べているんですけど、その中でニーチェの思想はかなり興味深いものがありました。

 

後で詳しく述べますが、ニーチェは当時キリスト教徒が大前提としていた神の存在を否定したのです。

 

キリスト教徒にとって、自分の意思決定の最も根底にある神の存在を否定したって、これ自体がめちゃくちゃ革新的なこと。

 

そうしてキリスト教の思想を根底から覆す価値観を創造したわけですが、当時は皆から嘲笑されて受け入れられませんでした。

 

しかし、ニーチェが精神疾患になって亡くなってから、その価値に多くの人が気づいて今でも多くの人から支持されているというのが簡単な経緯です。

 

今回ニーチェの作品で最も有名である「ツァラトゥストラ」について述べたいのですが、後から本当に読みたくなる人もいると思うので、物語についてはあまり触れないようにします。

 

そこでタイトル通り、現代の日本人の多くが抱えている 

  1. お金のことが不安でとにかく安定した会社に入りたい
  2. 会社を辞めたいのに辞められない
  3. 自分のやりたいことが分からない

の3つについて、ニーチェの哲学に基づいて解説していきたいと思います。

 

この記事を読んで少しでもニーチェについて興味をもってもらい、実際に本を読んでみてもらえたら幸いです。 

 

お金のことが不安でとにかく安定した会社に入りたい

僕自身、今年就職活動の年で、多くの就活生やインターン生と話す機会が環境的に多かったように感じます。

 

するとほとんどの人、体感では95%くらいの人は

  • 大企業
  • 安定した企業
  • 福利厚生がしっかりしている 

などの条件のベースに就職活動を行っているわけです。

 

おそらく多くの就活生は、

  • 大企業に入れば次第に年収が上がっていくと思っているの?
  • 名の知れた大企業は自分が定年退職するまで倒産しないの?
  • 社会保障費はこれから増加して手取りは減っていくのに福利厚生?

といった、これから訪れる多くの問題点を無視しているように感じてしまいます。

 

かつての日本、工業製品によって日本が世界2位の先進国となった当時とは明らかに状況が違いすぎるのに、そこには疑問点を抱かないことに危機感を感じてしまいます。

 

おそらく就活生の多くは、30,40年前の環境とは遥かに異なることを「知らない」のではないかと。

 

ツァラトゥストラを読んで似た表現があったのですが、要は存在しない神を信じているだけなのです。

 

 

会社を辞めたいのに辞められない

日本人は周りと比較しすぎている人が多いなあと感じます。

 

 

特に、会社辞めたいのに辞められないと言っている人に当てはまるかなと。

 

その「辞められない」理由ってのは、仕事がなくなったらお金を稼げないって言う人が多いんですが、僕はそこじゃないと思っています。

 

本質は、親や家族のためとか、周りとの比較とか、そういう外的な要因によって縛られているのではないでしょうか。

 

特に日本人にはこの感覚の人が多いと思っていて、それは過労死のニュースなんかを見ても感じます。

 

英語圏では過労死の概念がなくて、辞めたいならやめれば良いじゃんって考え方がマジョリティなんですよ。

 

だから、過労死って英和辞典で調べても出てこなくて、ローマ字でkaroshiって書かれているんです。

 

この本質は戦争時代の愛国精神とかに紐づいているのかなあ、とも思っていて、そのような教育を小中学校などで義務教育として植えつけられているからなんでしょうね。

 

だから、授業中に踊りだしたりする人は怒られるし、周りと違うことをする人は「協調生がない」と批判されてしまうのでしょう。

 

そのせいか、クールビズが大々的に広まったように、皆が変えるなら自分も変わるといいた「変な協調生」だけは兼ね備えているのです。

 

「赤信号 皆で渡れば 怖くない」

 

みたいな表現は、ある意味日本的な表現のようにも感じますね。

 

だからこそ、近代教育によって洗脳された、無宗教の人が多い日本人が物事を多角的に捉えるためにも手始めに「ツァラトゥストラ」を読んでみる必要性はあるのではないかと思っています。

 

自分のやりたいことが分からない 

ニーチェ 哲学 ツァラトゥストラ

これは僕が卒業してから会社に入らずイスラエルに行くという話をするようになってよく聞かれます。

 

ほとんどの人は、卒業して会社員になりたいと本心では望んでなくて、もっと自由に生きたいと思っているでしょう。

 

だから、「自分もやりたいことをして生きたいけど、それが何か分からない」みたいに言われることが多いです。

 

でも、多分みんなやりたいことってのは必ず一つは持っていると思うんです。

 

それが仕事になるかどうかは別にして、他人や周りから止められてもやりたいこと。

これこそが、その人が本質的にやりたいことだと思っています。

 

少し「ツァラトゥストラ」の話とかぶせると、例えば今まで読んだことのない哲学書を読んで面白さを感じ、それに没頭するのも良いでしょう。

 

それでお金が稼げないというのはその人が知識不足なだけで、例えば今の時代ブログやメディアにアウトプットして広告としてマネタイズすることも可能です。

 

つまり、まずは一つのことに没頭して、それを生かしてマネタイズしようと考えることから始めると良いのではないでしょうか。

 

現代はやる気と行動力さえあれば、昔と比べて非常に自由に生きられる時代です。

 

やりたくないこと、時代の波に乗り遅れた沈みゆく船に乗っていては、どんどん先行者との差は付いていってしまいますよ。